今日はドラムのリズムトレーニングについて紹介していきます。
ドラムのリズム練習ではよく「ウラのリズムを感じる」のが大事と言われます。裏のリズムというのは出てくる音の間の部分です。
今日はこのウラのリズムを感じるというトレーニングです。やってみれば理解できると思いますので、早速やってみましょう。
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リズムの裏を感じるにはシェイカーが効果的
ドラムはスティックを使って演奏しますが、今日はスティックの代わりにシェイカー使います。シェイカーがなくてもイメージしてもらえるだけでもオーケーです。
シェイカーはドラムスティックと決定的に違うポイントがあります。それは前に出したときも、後ろに引いたときも両方音が出るという所。
シェイカーを8分音符で鳴るように振ってみます。シャカシャカシャカ。。。
「シャカシャカ」の「シャ」は前に出したときに鳴り、「カ」は後ろに引いたときに鳴ります。
次にシャッフルのリズムで鳴るように振ってみます。シャッカシャッカシャッカ。。。
この2つのリズムを振ってみて気付いた事がありますか?シェイカーを後ろに引き戻すタイミングが違うのがわかるでしょうか?
この引き戻すタイミングがウラのタイミングです。8分の時は4分音符のウラで引き戻しているし、シャッフルの時は3連のウラで引き戻していますね。
この動きをまずは覚えてしまいましょう。
この2つの動きを今度はドラムスティックに持ち替えてやってみましょう。ライドシンバルで同じ動きをしてみると、スティックは前に振り出した時しか音がでないので2つのパターンともチーンチーンチーン。。と同じ音になります。
2つのパターンともスティックで叩いたら同じ音になりますが、腕の振り、スティックの動きは両方違う動きになります。
コレがドラムのリズム感でとても大事なところ。つまり同じ4分音符を叩くのに8分を感じて叩くのと、3連符を感じて叩くのは全く別物なんです。
コレがリズムをトレーニングするためには絶対必要な要素です。
シェイカーと同じように引き戻した部分も意識することで腕の動き、スティックの動きがリズムに乗り、安定感がでます。ウラも感じることができます。つまり音が出ない部分のスペースを感じるという事です。
それから振り出したときも、引き戻すときも動きをスムーズに、カクカクした動きにならないように注意です。
音が出ていない部分というのはとても大事な部分で、音が出ていない部分をコントロールすることで安定したドラムのリズムを生み出すことができます。
基本的な練習ですが、結構効果的です。ぜひやってみてくださいね!
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