前回パラディドルの基本練習と応用するための練習方法について書きました。
⇒パラディドルの基本練習と応用するためのコツ
前回までの練習に慣れてきたら実際に色々なパターンを作成していき、応用していく訳ですが、いきなり応用してね!って言ってもどうやって応用すればいいのか分かりにくいと思いますので、今回はいくつか応用のパターンを用意しておきましたので解説していきます。
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パラディドルをビートに応用してみる
まずはパラディドルをビートに応用して普段の8ビートや16ビートをちょっと進化させてみましょう。
最初の譜面はこちらです。これが基本形になります。
アクセントがちょっと難しいかも知れませんがじっくりゆっくりやってみて下さい。アクセントをタムに移動しても使えます。そしてコレをまた変身させてみましょう。
手順はこのままで右手をハイハットに移動してバスドラも入れて譜面を作ってみました。3拍目のアクセントは個人的な独断で削ってます。
劇的ビフォーアフター!カッコイイ物になりました。アクセントに注意です。メリハリをつけたアクセントでさらにかっこよくなります。
同じではないですが少し似たようなパターンがドラムソロにもあったので紹介します。動画はこちら。ソロの前半部分です。00:53~くらいの部分です。スティーブガッドのソロ。
アクセントの位置は若干違いますが、このように使えます。ここまでできた方ならこのソロの一部はコピーできるはず。よく聞いてぜひ自分で考えてアクセントを変えてコピーしてみて下さいね。
右手でアクセントを自由にする応用
これは以前ダブルストロークの応用編で紹介した譜面なんですが。
以前紹介したこの練習は実はパラディドルの応用パターンだったのです。なので順番どおり練習してきた方はもうすでにパラディドルの応用をやっているのです。
アクセントの部分をセットに散らせばかなり自由にフレージングできる物です。コレだけでもかなり使えます。
これにパラディドルの基本形も組合せると自分の思うようにアクセントがつける事ができますが、自然にできるようになるには時間もかかります。
参考までにパラディドルの基本と右手にアクセントを集める形を組み合わせて譜面を書いてみました。一例として↓
右手で自由にアクセントを付け、それをドラムセット全体に散らす事で自由なフレージングができるようになります。
ゆっくりからやってみてくださいね!そして最終的には手順を考えなくても身体が反応してくれるようになるので自分は音をイメージするだけでアクセントを自由に入れることもできるようになります。
さて、パラディドルの応用記事を書いてみましたが、これだけでも慣れるまでには結構な時間がかかります。焦らずじっくり取り組んでみて下さいね。
⇒6ストロークの基本と練習方法
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