いよいよバスドラの練習編に入ります。バスドラムの基本的な踏み方や連打、ダブルの練習になるのですが、全ては基礎練習が重要になります。
バスドラの練習、フットワークについていえることは、手と同じ感覚でプレイできるようにすると言うことです。つまり、右手でできることはバスドラでもできるようにしていくようなアプローチが良いと思います。それでは解説していきます。
スポンサーリンク
バスドラムの基本的な踏み方の種類
バスドラムの演奏はいくつかの種類がありますが、まずは2種類覚えておきましょう。
- ヒールダウン:かかとを付けて演奏
- ヒールアップ:かかとを上げたままで演奏
ロック系で多いのはヒールアップ奏法で、足全体の重さも加われるのでパワーのある音がでます。逆にヒールダウンはジャズドラム系でよく使われますし、足首をコントロール能力がアップします。どちらも音色やタッチが違ってくるので両方練習して損はありません。
早速バスドラの練習法を書きたいと思いますが、その前に一つだけ注意点があります。それは動きを完全に身体に覚えこますまでテンポを上げないことです。文章で分かりづらいと思いますので途中の動画を参考にして下さい。
ヒールアップとヒールダウンを一緒に練習する
まずはヒールアップとヒールダウンを両方練習していきます。ヒールダウンで足首のコントロール力をつけるため、それからペダルのリバウンドを感じ取れるようにするためです。
ゆっくり一定の8分音符でいいです。そしてこの2つの踏み方で1小節くらいずつ交互に切り替える練習をします。
ここでの目的はスムーズな切り替え。スピードではないです。スムーズな切り替え。
そしてビーターが完全に返るように意識してやってみて下さい。これがバスドラの練習のポイント。ペダルを確認しながらゆっくりやってみて下さいね!
その練習と並行してこの2つを組み合わせたダウンアップを練習します。これは右手のダウンアップと同じ考え方です。ヒールアップで1発、そのままかかとをつけてヒールダウンでもう1発踏みながら最初のポジションに戻るやり方です。
これで3種類できました。ヒールアップ、ヒールダウン、それを交互に組み合わせるダウンアップ。
この3種類を組み合わせるとダブルでもトリプルでも均等な連打も可能です。
動画ではこの3種類とフルフット(足全体でペダルを踏む)を交互に繰り返していますが、ややこしくなるのでとりあえずこの3種類を交互に練習しましょう。
何度もいいますが、バスドラの練習に限らず、まずはゆっくり動きを完全に身体に浸透させないとテンポをあげても安定しません。それから少しずつテンポを上げて練習です。
バスドラムとペダルを確認しながらペダルのリバウンド、ビーターの返りを必ず確認して下さい。
家では中々練習は難しいとは思いますが、振動が気にならない方は、電子ドラム、もしくはバスドラム用の練習パッドも活用したりして家でも練習してみて下さいね!
ちなみに僕自身は家でのバスドラ練習用に長年使っています。こんなやつ↓
ちょっと動くので壁側にセットして使っています。やっぱり練習パッドとは言っても振動はどうしようもないので工夫が必要ですが、自宅でもバスドラの練習ができるというのは魅力です。
いいリズムは足から生まれると多くのドラマーが言いますがその通りと思います。自宅でも練習できる環境であれば上達も早いです。自宅で練習するのであれば電子ドラムの購入もいいかもしれません。
⇒初心者におすすめの電子ドラムまとめ
スポンサーリンク